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日本言語学会学会賞

日本言語学会では,学会の研究活動の一層の向上・充実を目的とし,若手会員に主眼を置いて,優れた研究を顕彰するために,論文賞大会発表賞の2つの賞を創設いたしました。優れた研究論文や研究発表がますます活発に投稿・応募されることを期待しております。
なお、直近の受賞者は以下の通りです。

  • 2022年度 論文賞 [詳細はこちら]
    • 井戸 美里 氏(共著者:窪田 悠介 氏) "The Hidden Side of Exclusive Focus Particles: An Analysis of dake and sika in Japanese"
  • 第164回大会(2022年春季,オンライン)の大会発表賞(1件) [詳細はこちら]
    • 鈴木 唯 氏「トルコ語における事象統合と補文節の選択: コーパスに基づく量的研究」


過去の受賞者については本ページ下部のリンクよりご覧ください。

○日本言語学会論文賞 (2011年度より実施)

過去2年度(4号分)の『言語研究』に掲載された「論文」の中から,特に優れた論文に対して授与されます(賞状および副賞賞金)。(毎年1件。最大2件)(「日本言語学会論文賞」規程)

2022年度の論文賞(1件)

井戸 美里 氏(共著者:窪田 悠介 氏)
Misato IDO, and Yusuke KUBOTA, "The Hidden Side of Exclusive Focus Particles: An Analysis of dake and sika in Japanese",『言語研究』160号, pp.183-213,(2021年9月)[本文PDF]

本論文は,日本語の「ダケ」と「シカ」の違いについて記述的データをふまえて分析した形式意味論研究である。従来,この二つの取り立て詞は主陳述と第二陳述の違いで説明されるとされたが,これらの概念が曖昧であった。本論文では効果的に最大値演算子を援用することで「主陳述」と「第二陳述」に理論的な説明を与えており,新しくかつ堅牢な分析を提案している。直感的にも納得の行く手順で丁寧に分析を進めている点が高く評価された。「ダケ」に比べて「シカ」についての説明に若干の不十分さが認められるものの,関連する事象にも言及しており,言語一般の焦点形式の意味論的研究にも貢献しうる内容である。以上により,日本言語学会論文賞授賞論文にふさわしいと判断する。

[授賞式(第165回大会,11/13,オンライン)]
2022年度論文賞授賞式-井戸氏

○日本言語学会大会発表賞 (2011年秋季大会(第143回大会)より実施)

大会における優れた口頭発表・ポスター発表に対して授与されます(賞状および副賞賞金)。(毎回数件)(「日本言語学会大会発表賞」規程)

第164回(2022年春季,オンライン)大会の大会発表賞(1件)

鈴木 唯 氏
「トルコ語における事象統合と補文節の選択: コーパスに基づく量的研究」

 トルコ語において補文節を取る述語の意味と補文節の形式の関係に着目し,両者の意味的結束性と統語的結束性の関係についてコーパスから5000例を収集して階層的クラスター分析を施した.その結果,直接引用,間接引用,認知,指示,願望,などのグループ分けを見出し,意味的結束性と統語的結束性の相関を支持する証拠を得た.クラスター分析に馴染みのない聴衆に対しては説明不足ではないかという指摘はあったが,発表の明快さやスライドのわかりやすさは高い評価を得た.

[授賞式(第165回大会,11/13,オンライン)]
2022年度秋季大会発表賞授賞式-鈴木氏



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