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現代ヘブライ語における語根の内部構造について

佐々木 嗣也(日本学術振興会(京都大)特別研究員)

現代ヘブライ語において語型と共に語基(語彙素から屈折接辞を取り除いた部分)を形成する不連続形態素である語根を共時的単位として捉えた上で,まず第一に語根が3つの語根素スロットからなり,第1スロット,第2スロット,第3スロットにそれぞれ最大で2個,3個,1個まで,合計5個までの語根素構成素が入ることが出来るとする分析を確認する.第二にヘブライ語のアルファベットと同一とされて来た語根素構成素目録を見直し,共時的言語事実に基づく語根素構成素目録を提唱し,従来の説との相違を例を挙げながら説明する.第三に語根素構成素の数と組み合わせの制約を考察する.

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