日本語/English
日本言語学会について
入会・各種手続き等
学会誌『言語研究』
研究大会について
学会の諸活動
その他関連情報

中国語における二重数量表現

伊藤 さとみ(京都大大学院)

現代中国語には,習慣や非現実の文脈において,動作の回数や持続時間を表す表現に類別詞「個」が付加される現象がある.この現象をここでは二重数量表現と呼ぶ.本発表では,この類別詞「個」を不定冠詞とみなすことができることと,Huang 1994 の提案した中国語に特有の動名詞構造から,この現象は動名詞を不定名詞化し,モーダル操作手により束縛されている (Heim 1982) ことを明確化する働きであると説明した.

プリンタ用画面

このページの先頭へ